中古DVDで『崖の上のポニョ』を買ってみたら、ちょっとした発見がありました。


夏といえはジブリ!ですよね〜。
(夏の金曜ロードショーで、毎年ジブリ作品を放送しているからかな?)

今年はジブリ最新作『思い出のマーニー』が公開され、ますますジブリ熱が高まった夏だったように思います。

そんな中、ちょっと懐かしい『崖の上のポニョ』(2008年作品)の中古DVDをネットで発見。
値段の安さのわりに、とても状態が良かったので思わず買ってしまいました。

 

ジブリ映画、すべての作品にはかならず「キャッチコピー」があります。
(ほぼ、糸井重里さんが書いているらしいです)

ちなみに崖の上のボニョは、『生まれてきてよかった。』
というキャッチコピーです。(これも書いたのは糸井重里さん)

公開当初、ポスターにあったこのコピーを読み、さらに映画を観終わってからも見て。
正直とてもしっくり…は、こなかったけど、でもまぁ、こういうことだよね。。。と、適当に納得した覚えがありました。

そして6年近い時を経て、偶然にもDVDを手にすることに。
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で、何気なく裏側を見てみる。

すると、『生まれてきてよかった。』の前に、知らないキャッチコピーの文章が書かれていました。
それがこちら。

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『少年と少女、愛と責任、海と生命。
神経症と不安の時代に、
宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。』

 

「神経症と不安の時代に、」!?

びっくりしました。こんな言葉が、ジブリのDVDに書かれていたことにも驚きでした。
だけど何より私のなかで、いままで納得できずにいたパズルのピースがぴたりと収まった気がしました。

 

それというのも、(この映画を観た方はお分かりかもしれませんが)
映画公開当初、こんな意見を耳にしたことがありました。

■「母親が破天荒過ぎて嫌だ。(車の運転がとにかく雑で危険。父親が帰ってこないことに腹を立て、子どもの前でビールを飲んですねる)」
■「子どもに自分(母親)と父親のことを名前で呼ばせているのがあり得ない」
■「緊急事態なのに子どもを置いて仕事場へ行ってしまう母親の神経がわからない」
などなど…。

映画を観たときは、私はここらへんについて特になにも思わなかったのですが
育児に対しての考え方ってイロイロあるので、確かにそういう見方をして嫌悪感を持ってしまう人もいるのかもしれないです。

ただ、この

『神経症と不安の時代に、
宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。』 

という文章を読んでから映画を観たら、観た人みんな
少〜しでも感想や考えは変わったんじゃないのかな?と思いました。

「もっと気楽に、考えすぎないで、今ある常識や人の目にとらわれることなく生きてみなよ。」

そんなメッセージがあったりするのかもしれません。(実際、私のこのコピーを読んでから改めてボニョを観たら、なんだかとても心穏やかに楽しんで観ることができました。)

 

少子化だー!と叫ばれる割には、子ども連れには厳しい目が注がれて。
そんな不安だらけのなか子育てをしていて、知らず知らずのうちにお母さんたちが「神経質」になってしまう今の社会。

仕事中でも子育中でも、ちょっと嫌だな〜(ハァ…。)ってことが起こったら、
「これは神経症と不安の時代だから起きたコトなんだ。だから気にしない!でもって、私は神経症&不安になんてならないぜ!わたっしは〜げっんき〜〜♪」
くらいの強気な気持ちで生きる事も、大切だったりするのかなと思いました。

 

大人になってから、ジブリ作品を見直すと、子どもの頃には気が付けなかった発見があります。
作品のコピーとともに、もう一度好きだった作品を見直してみるのも、きっと楽しいですよ!

■ ジブリ全作のポスターと名キャチコピーを振り返ってみた! – NAVER まとめ

 


2014-08-21 | Posted in いろいろ, ものNo Comments » 

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